御印文(ごいんもん)頂戴

善光寺御開帳時のご印文頂戴



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2022年善光寺御開帳の御印文頂戴(ごいんもんちょうだい)に関する最新情報は、関連記事を参照してください。

2022年善光寺御開帳の御印文頂戴(ごいんもんちょうだい)

額(顔面)に押されると極楽浄土を保証してくれる御印文

御印文とは、善光寺のご本尊と同じ、閻浮檀金(えんぶだごん)で作られていると言われる善光寺の宝印。閻浮檀金(えんぶだごん)とは、竜宮城にある特別な金のこと。

御印文の直径は10センチほどで、牛王宝印(ごおうほういん)、牛王噞印(ごおうけんいん)、往生決定(おうじょうけつじょう)の三判があります。

それぞれの印は、錦の布で厳重に包まれています。

この御印文を額に押してもらうことで、極楽浄土が保証されると言われています。参拝者は行列を作って並び、額に御印文を押してもらうのです。

御印文頂戴は、1月7日~15日までの限定された期間のみに行われています。かなり短い期間ですから、地元の人でもなかなか御印文を頂戴する機会はありません。その分、期間中はとても多くの人が御印文を頂戴しようと列を作っているわけです。

いよいよ善光寺御開帳が始まります

ただし、善光寺の御開帳期間中には特別に、この御印文を頂戴することができます。写真の御開帳の高札に、「御印文令頂戴者也」と書いてあります。

1月7日~15日の期間中は善光寺に行くのはなかなか厳しいという人でも、御開帳中であれば御印文を頂戴できますので、7年に1度行われる御開帳期間中はチャンスです。御開帳は約2ヶ月間実施していますので、是非頂戴したいところです。

善光寺の御印文頂戴の様子

写真は、平成27年の御開帳での御印文頂戴の様子です。>> 御開帳での御印文頂戴

御印文頂戴は善光寺の本堂で行われ、堂童子(正月行事の要となる定番の僧)が額に印を押してくれます。ありがたい御印文を頂戴して、あなたも極楽浄土へ。