【2023年】善光寺の御朱印・御朱印帳を紹介!

善光寺の御朱印が価格改定



2023年(令和5年)4月1日より、善光寺の一部の御朱印が価格改定されました。善光寺でいただくことのできるすべての御朱印を価格も含めて紹介します。

【価格改定】メインとなる善光寺(本堂)御朱印が500円に変更

善光寺ではさまざまな御朱印をもらうことができるのですが、最も基本となる善光寺本堂の御朱印が300円から500円へと価格改定(いわゆる値上げ)されました。

善光寺公式サイトより御朱印値上げの案内
出所:善光寺公式サイト

新型コロナウイルス感染症の蔓延によって、御朱印の帳面書きが中止されていましたが、2023年4月現在は帳面書きが実施されています。また、紙札(書置き)もいただくことができます。

善光寺(本堂)の御朱印は、善光寺のほか、大勧進、大本願、世尊院釈迦堂でいただくことができますが、すべての場所で500円へと変更となっています。

善光寺では4か所で御朱印をいただくことができます

善光寺の境内では、4か所で御朱印をいただくことができます。

善光寺本堂の御朱印はどこでいただいても同じですが、それぞれの場所でそこでしかいただくことのできないオリジナル・限定御朱印を頒布しています。

善光寺参拝時には、御朱印を集めるのも楽しみの一つといえるでしょう。

1.善光寺(本堂手前の頒布所)

善光寺の御朱印所

善光寺の御朱印は、本堂手前左手にある御朱印所でいただくことができます。

善光寺の御朱印所

善光寺本堂手前左の御朱印所が開いているのは、お朝事開始の30分前~午後4時30分までとなっています(開所時間は季節により変動します)。

御朱印

善光寺でいただける御朱印

善光寺でいただける普通の御朱印は、善光寺(本堂)です。
※写真は300円となっていますが、2023年4月より500円に変更されています。

善光寺の御朱印
  • 代表御朱印「善光寺」 500円
  • 特別御朱印「牛に引かれて善光寺参り」1,000円

2022年は善光寺御開帳があったため、諸堂の御朱印は頒布されていませんでした。

2023年になってから、諸堂限定御朱印が復活しています。なお、従来のデザインから新しいデザインへとリニューアルされています。

諸堂限定御朱印は5つあり、5枚を繋げると一枚の絵になります。紙札(書置き)のみの頒布で、帳面書きはありません。

2023年善光寺の諸堂限定御朱印
2023年善光寺の諸堂限定御朱印ラインナップ
諸堂限定御朱印
  • 本堂 500円
  • 山門 500円
  • 仁王門 500円
  • 経蔵 500円
  • 忠霊殿 500円

諸堂限定御朱印は、それぞれのお堂を参拝した後にいただくことができます。お堂の参拝には、参拝券の購入が必要となりますので注意してください(仁王門を除く)。

すべてのお堂を拝観できる「善光寺参拝セット券」は大人1,200円、高校生400円、小中学生100円です。

諸堂限定御朱印をすべて集めるためには、御朱印代2,500円(500円×5堂)と参拝券1,200円(大人の場合)で3,700円が必要となります。

その他限定御朱印

善光寺では、季節やイベントごとに特別御朱印・限定御朱印が頒布されることがあります。不定期であり、年ごとに内容も変わるため、善光寺公式ホームページを定期的にチェックすることで情報収集する必要があります。

2023年は、四季限定御朱印が頒布されています。

2023年善光寺特別御朱印・四季「春」
2023年善光寺特別御朱印・四季「春」

御朱印帳

善光寺ではさまざまな御朱印帳を購入することができます。

御朱印帳は、御朱印所の向かいにある「授与品所」で販売されています。御朱印所には置かれていませんので、善光寺の御朱印帳に御朱印を帳面書きしてもらうならば、御朱印所よりも先に「授与品所」に行くことをおすすめします。

善光寺の御朱印帳・御朱印袋

かなりの種類がありますので、それぞれ紹介しておきます。

善光寺御朱印帳大判朱印帳

2022年頃から善光寺では、通常の御朱印を2つ繋げたサイズの御朱印を限定頒布することが増えています。

それら、大きな御朱印を貼り付けることに適したものが大判朱印帳です。これは2022年にはなかったもので、2023年になって新しく登場した御朱印帳となっています。

善光寺で買い求めることのできる御朱印帳
善光寺で頒布している御朱印帳
善光寺御朱印帳
  • 大判朱印帳 3,500円
  • 御朱印帳 立葵(赤) 1,800円
  • 御朱印帳 鳩字(白) 1,800円
  • 御朱印帳 鳩字(エンジ) 1,800円
  • 御朱印帳 鳩字(黒) 1,800円
  • 御朱印帳 瑞雲(朱) 1,800円
  • 御朱印帳 特選(紫) 2,000円

善光寺では、御朱印帳袋もたくさん販売されています。

善光寺の朱印帳袋
善光寺で頒布している朱印帳袋

善光寺の朱印帳袋
善光寺の朱印帳袋(朱)
善光寺の朱印帳ポーチ
  • 朱印帳袋(赤) 1,800円
  • 朱印帳袋(エンジ) 1,800円
  • 朱印帳袋(白) 1,800円
  • 朱印帳袋(黒) 1,800円
  • 朱印帳袋(水色) 1,800円
  • 朱印帳袋(朱) 2,000円
  • 朱印帳ポーチ 2,500円

2.大勧進

善光寺大勧進

善光寺は、「大勧進」と「大本願」によって運営されています。

大勧進は善光寺本堂近くにあり、御朱印をいただくことができます。

善光寺大勧進の御朱印所

大勧進の御朱印は、護摩堂にある御朱印所でいただくことができます。大勧進に向かうと大きな案内表示が出ていますのですぐに分かります。

大勧進の御朱印所は、全日の8時~16時が開所となっています。

御朱印

善光寺大勧進の御朱印

善光寺大勧進の御朱印は、いわゆる通常御朱印が5種類あります。それぞれ500円(2023年4月1日より300円より価格改定)で、帳面書きをお願いすることができます。紙札(書置き)でいただくこともできます。

善光寺大勧進の御朱印
  • 善光寺(本堂) 500円
  • 善光寺如来 500円
  • 不動尊 500円
  • 地蔵尊 500円
  • 御詠歌 500円

善光寺(本堂)は、善光寺や大本願などでいただけるものと同じです。善光寺如来・不動尊・地蔵尊・御詠歌は大勧進オリジナルのもので、他でいただくことはできません。

善光寺大勧進の限定御朱印
  • 牛朱印 500円
  • 元三大使 500円
  • 御詠歌散華 500円
  • 越ちひろコラボ 1000円

限定御朱印は、紙札(書置き)のみの頒布となっています。牛の形をした牛朱印(ごしゅいん、と読みます)は大勧進名物ともいえる御朱印です。

善光寺大勧進の散華朱印
善光寺大勧進の限定御朱印
  • 散華朱印(大勧進・諸堂・背景) 各500円

御朱印帳

善光寺大勧進の御朱印帳は、御朱印受付所ではなく「善光寺大勧進御守処」で頒布されています。大勧進の御守処は山門手前左にありますので、大勧進の御朱印帳へ帳面書きをお願いする場合には、事前に御守処で御朱印帳を買い求めることをおすすめします。

善光寺大勧進の御守処
善光寺大勧進の御朱印帳
  • 御朱印帳(桃) 2,000円
  • 御朱印帳(空) 2,000円
  • 御朱印帳(紫) 2,000円
  • 御朱印帳(黒) 2,000円
善光寺大勧進の御朱印帳バンド

大勧進の御朱印所では、御朱印帳用のバンドが販売されています。

  • 御朱印帳バンド 各色1,000円

3.大本願

大勧進とともに善光寺を運営しているのが「大本願」です。

善光寺境内入口付近(仁王門の手前)にあります。

善光寺大本願
善光寺大本願の御朱印受付所

善光寺大本願の御朱印所開所時間は、全日の8時~16時となっています。御朱印受付所の向かいにある(御守)頒布所は9時~16時となっています。

御朱印

善光寺大本願の御朱印

大本願では、5つの御朱印を帳面書き(紙札・書置き)でいただくことができます。

善光寺代表御朱印(本堂)は他でいただくものと同じですが、それ以外は大本願オリジナルの御朱印です。

善光寺大本願の御朱印
  • 善光寺代表御朱印 500円
  • 善光寺本尊如来 500円
  • ご詠歌 500円
  • 文殊菩薩 500円
  • ひとにぎり地蔵 500円
善光寺大本願の特別御朱印

大本願では限定御朱印を頒布しています。期間限定・個数限定などいくつかのパターンがあります。

2023年4月時点で頒布されている期間限定御朱印は次のものがあります。紙札・書置きのみの頒布となっています。

善光寺大本願の期間限定御朱印【お地蔵さま御朱印】
  • やすらぎ地蔵 500円
  • 本理院殿地蔵 500円
  • 念ずれば花ひらく地蔵 500円
  • 子育て地蔵 500円
善光寺大本願の期間限定御朱印【金文字御朱印】

  • 善光寺本師如来 500円
  • ご詠歌 500円
  • 文殊菩薩 500円
  • ひとにぎり地蔵 500円

御朱印帳

善光寺大本願の御朱印帳と御朱印袋
善光寺大本願の木製御朱印帳
善光寺大本願の御朱印袋

大本願の御朱印帳は、御朱印受付所ではなく、頒布所にて販売しています。頒布所は御朱印所の向かいにありますのですぐに分かるでしょう。

  • 大本願御朱印帳(菊模様) 1,800円
  • 木製御朱印帳 3,000円
  • 御朱印袋(菊模様) 1,600円
  • 西陣織御朱印袋 1,800円

4.釈迦堂(世尊院)

善光寺の御本尊は阿弥陀如来ですが、世尊院釈迦堂では釈迦が御本尊です。

如来様は来世の御利益を、お釈迦様は現世の御利益を与えてくださいますので、現生の幸せを願うならば釈迦堂にもしっかりとお参りをしておくのがおすすめです。

釈迦堂は善光寺御開帳時に回向柱が建立させるほど重要な存在で、御朱印をいただくことができます。

善光寺世尊院釈迦堂

釈迦堂の御朱印所は、お堂の左手になりますのですぐに分かります。

善光寺世尊院釈迦堂の御朱印
善光寺世尊院釈迦堂の御朱印所

釈迦堂(世尊院)の御朱印所は、受付時間が8時~16時となっています。

御朱印

善光寺世尊院釈迦堂の御朱印

善光寺釈迦堂では、善光寺(本堂)のほか、通常御朱印と特別御朱印をいただくことができます。

通常御朱印は帳面書きが可能ですが、特別御朱印は紙札・書置きのみとなります。

善光寺釈迦堂(世尊院)通常御朱印

  • 善光寺本堂 500円
  • 御本尊涅槃釈迦如来 300円
  • 毘沙門天 300円
  • 毘沙門天(善光寺七福神巡り) 300円
善光寺釈迦堂(世尊院)特別御朱印
  • 御本尊涅槃釈迦如来 500円
  • 毘沙門天 500円
  • 摩利支天 500円

善光寺でいただける御朱印まとめ

善光寺では、「善光寺本堂」「善光寺大勧進」「善光寺大本願」「善光寺釈迦堂(世尊院)」の4か所で御朱印をいただくことができます。

それぞれの御朱印所の開所時間は次のとおりです。

  • 善光寺本堂:お朝事開始の30分前~16時30分
  • 善光寺大勧進:全日の8時~16時00分
  • 善光寺大本願:全日の8時~16時00分
  • 善光寺釈迦堂:全日の8時~16時00分

 ※本堂のお朝事は、朝5時30分~7時ぐらいであり季節によって変わります
 ※それぞれの開所時間はイベントの有無や季節によって変わることがあります

4か所以外の御朱印

善光寺には多数の「宿坊」があり、宿坊でも御朱印をいただけるところがあります。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

善光寺宿坊で御朱印を集めよう

善光寺七福神めぐり

善光寺を起点に、長野駅までの七福神を巡って御朱印を集めるのが善光寺七福神めぐりです。

御朱印集めを楽しむのならばおすすめです。

善光寺御開帳期間中の善光寺七福神巡りで集めた色紙(御朱印)