お戒壇めぐり

様々なお寺にあるお戒壇めぐりの中でも、善光寺のお戒壇めぐりは特に有名。善光寺参りには欠かせないものである。


真っ暗闇の中、極楽の錠前に触れてご本尊と結縁する

善光寺のご本尊が安置されている瑠璃檀と三卿の間の床下に部屋があり、その部屋をロの字型にめぐる暗黒の回廊がある。この回廊をめぐるのが、善光寺のお戒壇めぐりです。

お戒壇めぐりは各地のお寺にもありますが、信州善光寺のお戒壇めぐりが最も有名で、善光寺に参拝したら必ずめぐっておきたいものです。

お戒壇めぐりをすることで、極楽浄土が約束されると言われています。瑠璃檀下の真っ暗な回廊をめぐり、ご本尊の下にかかる極楽の錠前に触れて、ご本尊と結縁を果たすための道場であるとされます。(回廊の中は本当に真っ暗闇で何も見えません)

内々陣の右手を進むと、お戒壇めぐりの入り口があります。入り口には、「右手で、腰の高さに壁をなでて・・・」などと案内板があります。この入り口は階段を下るようになっており、七段の段を下るとお戒壇めぐりのスタートです。

真っ暗闇の中を、右壁に手を付いて伝いながら歩きます。その距離約45メートルあり、真っ暗闇ですから相当長く感じます(まともに歩くことができないので、進むペースが極端に遅くなります)。しっかりと右壁に手を置きながら歩いていると、ご本尊の下あたりで極楽の錠前に触れることができます。ごの錠前(鍵)に触れることで、極楽浄土行きが約束されるのです。

善光寺を参拝するならば、お戒壇めぐりは是非やっておきたいところです。人が多いときに行くと、人に足を踏まれたりしますが、それはそれでスリルがあります。また、錠前(鍵)に触ることができない人も結構いますから、お戒壇めぐりをする時は、しっかりと右手を腰の位置においてゆっくりゆっくり壁伝いに歩くようにしてください。