193年ぶりに公開される善光寺の出開帳仏

戦後初として公開された善光寺出開帳仏



さあ、いよいよ念仏堂に安置された出開帳仏との対面です。この出開帳仏は公開が193年ぶりということですから、善光寺の住職以外はほとんど誰も見たことがないということになります。

回向院の念仏堂

上の写真が回向院の念仏堂です。

この中に、出開帳仏が安置されています。

出開帳仏が安置される念仏堂の真ん前

さらに念仏堂に寄ってみました。この(白い特別法要受付)という看板の奥手に、出開帳仏が安置されています。

しかし、写真撮影禁止ということで、残念ながら写真はありません。

実際のお姿は是非、回向院に参拝してご覧ください。(パンフレットによる出開帳仏の写真はこちら

特に奥行きのある厨子などに安置されているわけではなく、そのままほぼダイレクトに出開帳仏のお姿を見ながら参拝することができます。遠くからでも出開帳仏のお姿を見ることは十分できますが、特別法要に申し込みを行うと、相当近い部分まで入れてもらうことができるので、目の前で出開帳仏を参拝することができます。

特別法要は、参拝者の祈願、供養などを僧侶が出開帳仏の目の前で法要してくれるというものです。この法要をお願いすると、普通の参拝者では入ることができない奥のスペースに行くことができ、まさに出開帳仏の真ん前で参拝を行うことができます。

供養や祈願がある方は、特別法要を行うと良いのではないでしょうか。毎日、10時から1時間おきに7回ほど行うということですから、いつ行っても申し込みを受け付けてもらうことができます。

>> びんずる尊者と結縁・文化財拝観【回向院出開帳体験記レポート4】

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