回向院で行われる善光寺の出開帳。開催は平成25年4月27日~5月19日までですが、27日の初日、しかも朝9時の開始とともに参拝してきましたのでレポートしておきます。
朝8時30分頃、JR両国駅の西口から回向院を見た写真です。道路が歩行者天国になっており、車の進入が禁止されています。
なお、この歩行者天国となっているのは、回向院の出開帳関係のイベントではなく、両国にぎわい祭りによるものです。ちょうど、出開帳が開催される4月27日と28日の2日間は回向院の前の大通りで、第11回両国にぎわい祭りが開催されているのです。
まだにぎわい祭りが始まる前ですから人がいませんが、このお祭りも時間が経つにつれ人が増えてきました。最終的には、午前11時ぐらいには、下のような感じです。
徐々に人が増えつつあります。これでも全然少ない方で、11時を過ぎるにつれて人でこの通りは埋め尽くされていました。
さて、時間は戻って8時30分ぐらいの回向院前の様子です。
まだ参拝をすることはできませんので、関係者(報道機関など)が出入りできるだけの状態です。人もまばらな状態なのが分かると思います。
そして、参拝の入場を待っている人がどこにいるのかというと、上の写真の左の方に「参拝待機場所」とありますね。つまり、回向院を正面に見て左壁伝いが待機場所ということになります。
その様子が以下の写真です。
8時40分時点でどのくらいの人が待っているのかというと、10名程度ですね。実際、どのくらいの人が待っているのか想像がつかなかったのですが、それほど多いというわけではありません。しかし、手前にコーンや誘導用のロープが見えると思いますが、相当な人出を見込んでいるようで、何重にも列をなすことができるような作りになっています。
既に先行参拝券を持っている人は、この待機列に並ぶことができるのですが、当日券を購入する人は、参拝券販売所に行く必要があります。この待機場所の後ろの方に販売所があります。
8時45分くらいの様子です。出開帳初日ですからもっとたくさんの人がいるかと思いきや、それほど多くの人がいたわけではありません。なお、販売開始は9時ちょうどに行われましたので、早く行っても販売されることはありません。この点、先行参拝券を持っている人はすぐに待機列に並ぶことができるので、ここで先行券を持っている人が優遇されるような形になりますね。
引いたサイズで撮影すると、こんなに整列用のロープがぐるぐるとなっています。どのくらいの参拝者人出を想定しているのか分かりませんが、この列の最後尾になったら、相当待たされることが予想されますね。27日初日の出開帳開始時は少なくてもほとんど待ち時間はなしです。
参拝券については、事前の告知通り、参拝券は大人1,000円、子供500円。お戒壇巡り券は大人500円、子供300円です。二種類とも購入している人が多かったですね。
実際の参拝券とお戒壇巡り券です。参拝券は、先行参拝券とほぼ同じです。お戒壇巡り券は、色が異なるだけで、裏面はまったく同じものです。
さて、これで参拝準備が整いましたので、参拝待機所を通過して回向院に入ることになります。(当日券は9時より販売開始されましたので、私が購入した時点では9時5分ぐらいでしょうか。既に、早い人は回向院の中に入って行きましたので、5分程遅れて私は参拝することになりました)
>> 出開帳のシンボル回向柱に触れる【回向院出開帳体験記レポート2】
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