諏訪大社・上社本宮
諏訪大社・上社本宮は、創建は不明ながらも我が国最古の神社と言われています。
全国に1万を超える諏訪神社があると言われていますが、その総本社でもあります。
上社前宮と異なり、幣拝殿と片拝殿のみで本殿がありません。これは、諏訪造りという独持の様式です。
広い境内を持ち、たくさんの建造物などが残されています。
神体山を拝するというのが大きな特徴です。
境内の見どころ
境内へは北参道と表参道から入ることができますが、北参道からの様子を紹介します。
北参道の石の鳥居。
手水舎の隣にある明神湯です。
本宮一之御柱です。
塀重門をくぐります。
参拝所が見えてきました。
正面が幣拝殿、向かって左が左片拝殿、右が右片拝殿です。
参拝の作法が紹介されています。
「参拝作法 二拝、二拍手、一拝」
境内にはさまざまな建造物があります。
こちらは天流水舎です。
雷電為右衛門の像もあります。
2022年御柱祭期間中の境内
2022年は御柱祭りの年であり、新型コロナウイルス感染症の対策を万全にしたうえで行われました。
2022年5月の御柱祭(下曳)時の諏訪大社・上社本宮の様子を紹介します。
上社本宮周辺はすべて歩行者天国となっています。
たくさんのお店で賑わっています。
北参道の鳥居です。
御柱祭期間中であり、かつ、連休中ということもあって多くの参拝者で賑わっていました。
幣拝殿での参拝は行列待ちとなっています。
普段以上に祈祷を行う参拝者も多く見受けられました。
御朱印
諏訪大社・上社本宮の御朱印は1種類のみです。
2022年は御柱祭が行われることもあって、御柱年限定朱印が頒布されていました。
100年前の御柱祭記念印を復刻し、御柱祭年だけ押印される特別印をいただくことができます。なお、特別印は、四社全て異なるものとなっています。
御柱祭でいただくことのできる諏訪大社の「板朱印」です。
御柱と同じ樅の木を用いて作られています。
さまざまな板朱印がありますので、選ぶのがなかなか難しいです。
御柱年限定朱印
御柱年限定朱印(上社本宮)です。
右下に御柱祭の特別印が押印されています。中央に本宮という文字が見えます。
諏訪大社では、御朱印を帳面書きでお願いすると、間違い防止のために「引換券」が渡されます。この引換券は、御朱印帳に挟まれて頂戴できますので、引換券自体も諏訪大社参拝記念として残すことができます。
引換券の番号は御朱印の待ち番号であり、大きな意味は持ちません。帳面書きが終わると、番号で呼ばれます。
通常御朱印
上社本宮の通常御朱印です。
平成28年にいただいた時のものとなります。
御朱印帳
諏訪大社・上社本宮のオリジナル御朱印帳は存在しません。
諏訪大社四社共通のオリジナル御朱印帳があります。
御朱印帳は2種類あります。
- 御朱印帳(赤・青) 1,000円
- 御朱印帳(黒) 2,000円
御朱印代(初穂料)
諏訪大社・上社本宮の御朱印代(初穂料)は次の通りです。
- 通常御朱印 500円
なお、御柱年限定朱印も通常御朱印同様に500円となっていました。
お守り
授与所ではさまざまな御守りが頒布されています。
諏訪大社では、四社で同じ御守りが頒布されていますが、上社本宮の授与所は大きく、たくさんの御守りをじっくりと見ることができます。
御朱印所・授与所
御朱印をいただく御朱印所と、御守りをいただく御朱印所が分かれています。実際には一つの建物のようですが、窓口が分けられています。
北参道から境内に入り、石段の手前にあるのが御朱印所です。ここで御朱印をいただくことができます。
石段をのぼり、塀重門をくぐった右にあるのが授与所です。
授与所では御守りをいただくことができます。
アクセス
駐車場
諏訪大社・上社本宮にはいくつかの駐車場が完備されています。
北参道につながる場所に大型の参拝者駐車場があります。
諏訪大社・上社本宮の参拝者は無料で停めることができます。
北参道の鳥居を表参道方面に進んだところにも参拝者駐車場があります。
こちらの駐車場はスペースはそれほど広くありませんが、諏訪大社・上社本宮の境内に近いため、参拝時には便利です。
無料で停めることができます。
週末や行事のある時には上社本宮の駐車場は混雑することがありますが、駐車可能台数も多いため、駐車場は心配しなくても大丈夫でしょう。
場所
- 住所 長野県諏訪市中洲宮山1
- 電話番号 0266-52-1919
- 諏訪大社・上社前宮
- 諏訪大社・上社本宮
- 諏訪大社・下社春宮
- 諏訪大社・下社秋宮
- 諏訪大社四社まいり