諏訪大社【下社春宮】を参拝!御朱印や見どころ・駐車場を紹介

諏訪大社・下社春宮の幣拝殿



諏訪大社・下社春宮

諏訪大社・下社春宮は、立派な彫刻が施された幣拝殿が特徴です。

また、境内が少し離れた場所にある「万治の石仏」も有名です。

万治の石仏と入口の大鳥居は万治二年(1659)建立と推定されており、作者も同じと言われています。

下社春宮の境内マップ

下社春宮の境内ガイド

境内の見どころ

諏訪大社・下社春宮の手水舎

手水舎は鳥居のかなり手前にあります。

鳥居手前を左に進むと、万治の石仏に行くことができます。

神楽殿です。

神楽殿の奥には幣拝殿があります。

幣拝殿の向こうには、御神木の杉の木があります。

幣拝殿は、大隅流宮大工たちの手により、獅子・鶏・竹・龍などの彫刻が施されています。これは、下社春宮社殿の大きな特徴です。

春宮一之御柱です。

結びの杉など、境内には幣拝殿以外にも見どころがあります。

万治の石仏

川を挟んで下社春宮の対岸に万治の石仏があります。

下社春宮から徒歩で4~5分ほどの距離です。駐車場はなく、狭い道のため車で向かうことはできませんので、下社春宮の駐車場に車を置いたまま万治の石仏を目指すのが良いでしょう。

万治の石仏と伝説
伝説にょると諏訪大社下社(春宮)に市の大鳥居を造る時この石を材料にしようとノミを入れたところ傷口から血が流れ出したので、石工達は恐れをなし仕事をやめた(ノミの後は現在でも残っている)
その夜石工の夢枕に上原山(茅野市)に良い石材があると告げられ果たしてそこに良い石材を見つける事ができ鳥居は完成したというのである。石工達は。この石に阿弥陀如来をまつって記念とした。尚、この地籍はこの石仏にちなんで古くから下諏訪町字石仏となっている。

万治の石仏お参りの仕方
一、正面で一礼し、手を合わせて「よろずおさまりますように」と心で念じる
二、石仏の周りを願い事を心で唱えながら時計回りに三周する
三、正面に戻り「よろずおさめました」と唱えてから一礼する

万治の石仏です。

現地に行くと分かるのですが、非常に大きくて、迫力があります。

万治の石仏の胴体は、2.6メートル、幅3.8メートル、奥行き3.7メートルの安山岩となっています。

下社春宮に参拝時には万治の石仏もお忘れなく参拝してください。

2022年御柱祭期間中の境内

2022年は御柱祭の年であり、諏訪大社は賑わっていました。

2022年5月4日は上社で下曳が行われていたため、下社は比較的落ち着いていましたが、御柱祭期間の下社の様子をご紹介します。

下社春宮駐車場の入口には、車が行列で待っています。

幣拝殿はそれほど混雑もなく、ゆったりと参拝することができました。

御朱印

下社春宮の御朱印は1枚です。

2022年は御柱祭の年であるため、御柱年限定朱印が頒布されていました。

これは、100年前の御柱記念印を復刻し、御柱祭年だけ押印する記念印をもらうことができます。諏訪大社の四社それぞれで印が異なります。

御柱年限定朱印

右下に記念印を確認することができます。

諏訪大社では、御朱印を帳面書きでいただく際に、引換券でやり取りをします。お願いした際に番号札を渡され、自分の番号が呼ばれたら番号札を渡すと、自分の御朱印帳(帳面)を引き換えに渡してくれます。

引換券は、参拝記念の札として持ち帰ることができます。

通常御朱印

平成28年にいただいた通常の御朱印です。

御朱印代(初穂料)

諏訪大社・下社春宮の御朱印代(初穂料)は次の通りです。

  • 諏訪大社・下社春宮の御朱印 500円

2022年の御柱年限定御朱印は通常御朱印同様に500円となっていました。

御朱印帳

下社春宮では、諏訪大社オリジナルの御朱印帳が頒布されています。

御朱印帳は、下社春宮オリジナルのものではなく、諏訪大社の四社共通のオリジナル御朱印帳となります。

二種類の御朱印帳が準備されています。

お守り

下社春宮ではさまざまな種類の御守りを頒布しています。

御守りは、諏訪大社の四社共通のものです。

授与所

諏訪大社・下社春宮には神札御守授与所あります。

この授与所では、御守りと御朱印をいただくことができます。

アクセス

駐車場

諏訪大社・下社春宮には専用の駐車場が完備されています。

駐車場の場所は、鳥居の手前です。

参拝者は無料で駐車場を利用することができます。

週末などは混雑することがありますが、駐車場の回転が速いので、駐車場入り口で待っていると良いでしょう。

万治の石仏周辺は道が狭く、駐車場はありませんので注意が必要です。

場所

  • 住所 長野県諏訪郡下諏訪町大門193
  • 電話番号 0266-27-8316