7年に1度の善光寺御開帳が閉幕

混雑する善光寺御開帳



平成21年(2009年)は過去最多の参拝者数

およそ2ヶ月間にわたり行われた信州長野善光寺の御開帳。7年に1度の開催とあって、全国よりたくさんの参拝者が善光寺に訪れました。

平成21年(2009年)は4月5日から5月31日まで57日間開催され、大型連休には回向柱に触れるために3時間も待つなど長い行列ができました。57日間の参拝者数は673万人で過去最多。前回2003年の御開帳の時には、628万人の参拝者数でしたので、45万人ほど増加しています。

今年は、週末は高速道路1,000円で乗り放題などの影響もあったかと思います。また、長野は長野冬季五輪の開催のおかげで新幹線や高速の整備など多様なアクセスが可能となりました。それらのアクセスの利便性も参拝者数を伸ばした要因と言えそうです。

さらに、今年は100年に1度の不況と言われる社会情勢の中、前立本尊様に願いを込めた人も多かったのではないでしょうか。5月31日をもって、およそ2ヶ月にわたる信州長野の善光寺御開帳も閉幕です。

長野の街から人が減ってしまうのは非常に残念ですが、次回7年後(正確には今年も1年と考えるため6年後)の御開帳にはもっとたくさんの参拝者で賑わうことを期待したいと思います。