善光寺で御朱印をいただく方法【種類・場所・金額】
最近は御朱印ブームとあって、神社仏閣へ参拝した際には御朱印を集めている人も多いと思います。
善光寺でも、もちろん御朱印をいただくことができます。いくつかの種類がありますので、ピンポイントで欲しい御朱印を狙うのもよし、欲張って全部入手するのも良し、あなたならどうしますか?
善光寺境内では、善光寺、大本願、大勧進、釈迦堂、忠霊殿、雲上殿の6箇所で御朱印をいただくことができます。他にも宿坊で御朱印をいただくことができるところもありますが、宿坊までご紹介するのは難しいので、ここでは中心となる6箇所の分を紹介します。
ちなみに、1箇所で複数種類をいただくことができますので、6箇所全て回るとかなりの数の御朱印を集めることができるようになっています。(善光寺には天台宗25院・浄土宗14坊の宿坊がありますが、全ての宿坊で御朱印をいただけるわけではなく、15宿坊となっています)
なお、善光寺、大本願、大勧進、釈迦堂、忠霊殿の5つは善光寺の境内にありますので、全て徒歩で回ることができます。
雲上殿だけは善光寺境内(本堂)からやや離れており、車で5分、徒歩で30分程度の場所にあります。そのため、雲上殿まで回る方はそれほど多くないことを予めご説明しておきます。また、雲上殿は閉館時間も早いため注意が必要です。
最近は季節ごと・イベントなどで「限定御朱印」をいただくことができます。善光寺の限定御朱印については、このページの下に追加で紹介していますのでチェックをお忘れなく!
令和記念の善光寺限定御朱印特集はこちら
さらに、最近の善光寺は御朱印帳にも力を入れているようですので、御朱印帳についてもこのページで紹介しています。
そもそも御朱印とは
最近は御朱印が大人気となっているのですが、そもそも御朱印とは何なのでしょうか。信州善光寺では御朱印について次のように説明しています。

御朱印を集めるにしても、しっかりと意味を噛みしめながら収集するようにすると、それはそれで単にブームに乗っかるだけではなく本質的な御朱印の価値を得られるように思います。
善光寺の御朱印
善光寺でいただける御朱印は、5つあります。
- 善光寺(本堂)
- 御詠歌
- 山門(文殊菩薩)
- びんずる尊者(撫佛)
- おやこ地蔵

全ての御朱印は300円です。(善光寺・大本願・大勧進・釈迦堂・忠霊殿・雲上殿ともに300円ですが、限定のものは価格が異なります)
御朱印をいただく場所は、本堂前の御守授与品所となります。


大きく「御朱印」と書いてありますので、迷うことはないと思います。参拝客が多い日(休日や連休など)には、たいてい御朱印待ちの人が並んでいます。通常はそれほど待たずにもらえると思います。

御朱印帳・御朱印帳袋も販売されています。善光寺オリジナルのものですから記念におすすめします。
※善光寺御開帳の時は通常とは異なる御朱印がもらえることもあります。このページの一番最後に平成27年(2015年)御開帳時にもらった御朱印を紹介していますので、参考にしてください。
週末や祝日に御朱印を頂く場合


近年の御朱印ブームもあって、善光寺で御朱印を頂く場合、たいへん混雑する場合があります。従って、善光寺では次のようにアナウンスをしています。
ご朱印をご希望の方へ
ご朱印は混雑状況によっては一時間以上お時間をいただく場合がございます。
ご参拝の前にご朱印をお申込みいただくことをおすすめします。
書きあがりまでのお時間で参拝ができ、時間を有効にお使いいただけます。
週末や祝祭日は善光寺は参拝者でたいへん混雑します。
御朱印を希望される場合には、参拝前に申込すると良いようです。善光寺でもその方法を推奨しています。
御開帳の申込を行うと、番号札を渡され、書きあがりの時間を指定されます。(実際には、申込受付の段階でもそれなりに人が並んで待っていますので、ご朱印を頂戴したい場合にはできるだけ早く申込みした方が良いでしょう)
大本願の御朱印
大本願(大本願は善光寺を管理する山内浄土宗の本坊)でもらえる御朱印は2つです。
- 1.善光寺本師如来
- 2.文殊菩薩
なお、善光寺(本堂)もいただくことができますので、正確には3つもらうことができるのですが、善光寺でもらうものと同じですのでここでは含めずに2つとしておきたいと思います。料金は300円です。
大本願は、善光寺の参道入口を入るとすぐ左手に見えてきます。仁王門の手前になりますので、すぐに分かると思います。



御朱印授与所は、イベント等が行われる場合には、目立つように立て札が置かれて場所が示されています。(写真は新春の時の様子)
普段は、大本願の境内にある御守授与品所(御守を販売しているところ)に声をかけてください。そこでお願いすると御朱印をいただくことができます。


大勧進の御朱印
大勧進は善光寺を管理する山内天台宗の本坊)でもらえる御朱印は2つあります。
- 1.不動尊
- 2.善光寺如来
なお、善光寺(本堂)、御詠歌もいただくことができますが数には含めていません。料金は300円です。

大勧進は、善光寺山門の手前を左に入っていくとあります。御朱印は、大勧進の境内内にある「護摩堂」でお願いすることができます。



大勧進にある御守授与所でも、御朱印をいただくことができます。

私が御朱印をいただこうとした時はたまたま護摩堂に人が並んでいたため、急いでいたこともあって大勧進内の御守授与所でお願いしました。既に墨が入れられたものをお願いしたのですが、日付は「スタンプ」です。。。
これはこれで、レアな御朱印を入手することができたのかもしれません。
釈迦堂(世尊院)の御朱印
釈迦堂は、正確には世尊院の小御堂と言うのですが、一般的には釈迦堂と呼ばれています。釈迦涅槃像が安置されており、御開帳の時には善光寺同様に回向柱が建立されることからも、重視されています。
釈迦堂でもらえる御朱印は2つあります。
- 1.涅槃釈迦如来
- 2.毘沙門天
料金はそれぞれ300円です。

釈迦堂は、仲見世通りを本堂に向かって歩いていくと左側に「延命地蔵」が見えてきますので、その反対側(つまり右手)に進むと見つけることができます。気づかずに通りすぎてしまったり、そもそも釈迦堂の存在を知らない参拝客も多いのですが、注意して歩いてみてください。立て札も立てられていますので、見つけることはできるはずです。


御朱印は、本堂内左手の御守授与所か、本堂右隣の建物でもらうことができます。その時の状況によって場所は変わるのですが、必ず御朱印はこちら、という形で示されていますので安心してください。


忠霊殿の御朱印
正式には善光寺日本忠霊殿といいます。本堂から少し離れていることもあって、地元の人でも施設そのものを知らないような人もいます。
本堂からは徒歩で3分程度、非常に大きな施設でありつつも木々が多いため、隠れるような形になっているともいえます。
忠霊殿について詳しくは、善光寺の忠霊殿を参照してください。
御朱印は「善光寺資料館」入口にていただくことができます。料金は300円です。
善光寺資料館へは入館料が必要になりますが、入館しなくても御朱印だけいただくことができます。受付時間が16時までとなっていますので注意してください。


御朱印は書置き(あらかじめ半紙に書かれたもの)のみとなりますので、御朱印帳へ書いてもらうことはできません。その場で参拝の日付を入れてもらうことはできます。

雲上殿(納骨堂)の御朱印
雲上殿は納骨堂とも言われ、善光寺本堂からは車で5分程度(徒歩30分程度)とやや離れています。
雲上殿の詳細は、善光寺の雲上殿へ。
善光寺の御朱印を集めている人でも雲上殿まではなかなか回りきれないということもあるかもしれません。また、受付時間が9時から15時と短いですから注意が必要です。

雲上殿は「納骨堂受付」が入口となり、御朱印もそこでいただくことになります。納骨堂受付という案内板がいたるところに掲示されていますので、その矢印へ沿って納骨堂受付を目指します。

非常に入りにくい雰囲気があるのですが、気にせず施設内に入りましょう。入り口は自動ドアです。

納骨堂に入るとすぐに受付がありますので、ここで御朱印をお願いします。

雲上殿(納骨堂)の御朱印は300円です。雲上殿には善光寺本尊のレプリカが置かれており、お参りができるようになっています。御朱印をもらった際には是非ともお参りをすることをオススメします。
以上が、善光寺でもらうことのできる御朱印一覧です。すべていただくとそれなりに時間はかかりますが、その価値はあると思います。
善光寺の限定御朱印
善光寺ではイベントや季節に応じた限定御朱印というものが登場しています。
これらはいろいろなタイプがあるようで、それこそ毎日のように善光寺へ参拝しない限り全てをキャッチすることは難しいようなものですが、少なくても「季節版」と「正月版」「二年詣り版」、「その他限定版」があることが分かっています。
御朱印をいただく際には「限定のもの」があったら是非とも併せて頂戴しておくと宜しいかと思います。(ただし、朱印帳にはもらうことができないタイプの限定御朱印もあります。これは、御朱印の紙が特殊なタイプであることが理由です)
ちなみに、限定御朱印は枚数が限定されていることも多くあります。つまり、少しややこしいのですが、御朱印の種類と数量の双方が限定性を持つものが多いため、「限定御朱印がもらえる時期」であっても、規定数量に達してしまったことを理由にいただくことができないということがあり得ます。
限定という点で転売などが起こらないように善光寺ではオークションなどへの出品は公式サイト上で自粛を呼びかけています。

※枚数限定のため、授与できない場合もございます
※各御朱印の頒布期間は予告なく変更となる場合がございます
※ネットオークション等への出品は固くお断りいたします
上の画像は善光寺公式ホームページ上での御朱印案内です。
季節版
季節ごとの限定御朱印です。
正月(1月)限定、2・3月限定、4・5月限定、6・7月限定、お盆(8月)限定、9・10月限定、11・12月限定、の7タイプがあります。

このタイプの限定御朱印は共通して紙(台紙)が金色・柄入りなど特殊なものとなっています。そのため、持参した朱印帳にいただくことはできません。

限定御朱印の料金は一律で500円です。「こちらの限定御朱印は紙に書いたものをお持ち帰りいただきます(御朱印帳にはお書きできません)」とありますので、既に書かれているものを購入することになります。
また、この限定御朱印は年度(年)によってバリエーションが変わるようで、たとえば下の画像の限定御朱印告知では、2・3月版は台紙がピンクとなっており、上の画像の2・3月のものとは異なることが分かります。

このように、限定御朱印はその都度、微妙に異なるものが登場しているようです。
実際に購入した限定御朱印はこちら。1月限定版です。

限定御朱印は、自宅で御朱印帳に糊を使って貼り付けることになろうかと思います。
令和元年(2019年)の季節限定御朱印は次のようになっています。令和元年五月より季節ごとに限定御朱印が準備されており、諸堂ごとの限定御朱印も頒布されています。


正月版
正月だけの限定御朱印です。

この限定御朱印はあらかじめ紙に書かれたものとなりますが、「善光寺一山住職がしたためました」というものです。季節版でも1月というものがあるのですが、これとはまた違う「正月特別版」ということがいえるでしょう。
二年詣り版
これは本当の意味で限定で、400セットしか販売されないものです。(毎年存在するのかどうかは確認できていませんが、2017年→2018年の時にはありました)

「二年詣り限定朱印セット」とあり、あらかじめ書かれたものを購入することになりますので、御朱印帳に書いてもらうことはできません。価格は1500円です。人気があったようで、完売しています。

12月31日しか入手できない貴重なものと言えそうです。
2018→2019二年詣り限定御朱印をGet!
年末年始になり、善光寺の公式サイトをチェックしていると、二年詣り限定御朱印の案内を発見しました。

せっかくの機会ですので、2018年12月31日の22時発売時間に善光寺へ限定御朱印を求めに参拝しました。ところが、既に御朱印販売所には長蛇の列ができており、かなりビックリしました。限定450に入れるかどうか分からずでしたが、1時間ほど並んでようやく入手することができました。
外国人観光客も多数並んでいましたので、インバウンドの中にも収集家がいるのでしょうか。








二年詣りの説明書きには次のようなことが書かれています。
善光寺の二年詣り
大晦日の深夜から元旦の晨朝にかけてのご参拝を二年詣りと申します
一年をお護りいただいた仏様への感謝と新年の初詣を同時に祈る有難いお詣りとなります
いにしえの日本人は年があらたまる正月を神聖なめだいとものとしてきました
善光寺如来様との二年詣りのご縁の下今年がより良い年になることを祈念申し上げます
信州善光寺


こちらは正月限定の御朱印です。

二年詣り限定御朱印は、1月1日の早朝にはすでに販売を終了していました。買い求めたい場合には、販売と同時に並ぶぐらいの覚悟が必要です!
お盆限定版(善光寺お盆限定御朱印セット)
お盆には毎年恒例の限定御朱印セットが頒布されます。令和元年(2019年)のお盆にも、限定御朱印セットが頒布されました。

二年詣りの説明書きには次のようなことが書かれています。
『お盆限定・御朱印セット』頒布のお知らせ
善光寺の「御詠歌15番」と金字の「本堂」御朱印の2枚セットで、極楽をイメージした“蓮の花”がデザインされたオリジナル御朱印用紙にしたためました。
・頒布開始 : 令和元年8月10日(土)より、本堂正面御朱印所にて
・頒布時間 : 午前5時から
・頒 布 数 : 限定1,800セット ※なくなり次第終了
・内 容 : 御朱印2枚(御詠歌15番・金字本堂)、『善光寺のお盆』説明書き、専用封筒
・頒布価格 : 1,500円
信州善光寺公式サイトより
世の中は御朱印ブームということもあり、特に「限定御朱印」の頒布では希望者が殺到することもありますので、頒布日8月10日の早朝に善光寺を参拝し、お盆限定御朱印セットをいただいてきました。

善光寺ではお盆に盆踊りが開催されることが恒例となっていることから、盆踊りの準備が進められていました。

早朝に参拝したため、お朝事の時間と重なり、お数珠頂戴が行なわれていました。私もこの後で列に加わり、お上人様よりお数珠をしっかりといただきました。

お盆限定御朱印セットの頒布案内です。
実際のお盆限定御朱印セットがこちら。





『善光寺のお盆』説明書き、には次のようなことが書かれています。
善光寺のお盆まいり
古来、「善光寺は極楽浄土なり」と口々に伝えられ
極楽往生を願う多くの人々が阿弥陀様との仏縁を
求めて山河を超えて信濃へやって参りました.
命がけともいえる旅を終え、善光寺へたどり
着いた参詣者は、本堂内陣(たたみの広間)で通夜
してお朝事を待つ「お籠り」をしました.
先に旅立った愛する人もう一度会いたい人と、
今共にここにいるという心持ちで、極楽に想いを馳せ
お参りなさったのでした.
善光寺ご詠歌
第十五番
「先立たば 後るる人を 待ちあはせ
花の台にともに成佛」
-略意-
もし私が先に極楽へ行ったなら
後から貴方がいらっしゃるのを待ち
一緒に極楽のお花の台で生まれ
元に成佛いたしましょう
※極楽のお花
お経には「極楽に生まれる人は蓮の台に忽然と生まれる」とされており、この花とは極楽に咲く蓮の花のこと



御朱印セットが舟生されていた袋には、次回の御開帳のスケジュールが案内されています。
次回の信州善光寺の御開帳(前立本尊御開帳)は、令和3年4月4日(日)~5月30日(日)に決定しています。
その他限定版
他にも、イベントなどにあわせて限定御朱印が登場することがあります。
仁王門(平成30年4月28日~5月6日)

善光寺のホームページでアップされた仁王門限定御朱印の情報、実際に入手してみました。

善光寺の仁王門は、再建して百年を迎えます。そこで、平成30年4月28日~5月6日の期間に限定して販売されたのが「仁王門再建百年限定御朱印セット」です。
平成30年4月28日~5月6日の間、毎日200セットのみ、朝5時半より正面御朱印所にて頒布されました。価格は1セットで1,500円です。

実際に購入してみました。




仁王門再建百年限定御朱印セットは、「色封筒 黒(平成30年の記載入り)」「『仁王門再建百年』説明書き」「限定金字朱印 阿形・吽形各一枚」から構成されています。
仁王門再建百年の説明書きには次のように書かれています。
仁王門再建百年
現在の仁王門は大正七年(1916)に再建を果たしたてた
正面には二体の仁王像(阿形像・吽形像)背後には三面大黒天像を三宝荒神像が安置されています
この四体は日本を代表する彫刻家の高村光雲氏と弟子の栗原雲海氏の作です
力感あふれる仁王さんは守護神として寺を護ります
荒神さんは火伏せの神、大黒さんは福の神、共に善光寺の繁栄を守っています
午前10時頃に頂戴しにいったのですが、残り4セットとなっており、ちょうど買い求めたところで売り切れとなっていました。連休中の善光寺ではお朝事も人気ですし、早朝から多くの参拝者で賑わいます。珍しい限定御朱印はやっぱり人気があるのです。
仁王門の限定御朱印は、次にいただけるのは百年後になるのかもしれません。
経蔵


このように、何らかの記念やイベントにあわせて限定御朱印が登場することがありますので、善光寺に参拝に行ったときにはチェックしてみてください。
大勧進
正月には、大勧進でも限定御朱印を頒布しています。



セット内容は次のようになっています。
正月限定御朱印セット 五百セット限定販売(二千円)
善光寺本堂の御朱印を2枚、善光寺大勧進の御朱印3枚の計5枚と、護摩堂にて交通安全を祈願したステッカー御守が一組になっています。
※金の菊紋と正月印が押された御朱印は、このセットのみの限定販売となります。
通常の御朱印には金印はございませんのでご注意ください。

釈迦堂(世尊院)
2019年の正月には、釈迦堂(世尊院)でも限定御朱印を頒布していました。
限定御朱印は「摩利支天」で、既に書かれたものを買い求めるようになります。




令和記念の限定御朱印
2019年5月1日に元号が平成から令和に変わり、善光寺ではそれを記念した限定御朱印が頒布されました。
頒布されたのは3つの限定御朱印です。「天皇陛下御即位記念御朱印」、「諸堂めぐり限定御朱印」、「季節限定御詠歌御朱印」、それぞれの画像をアップしておきます。
天皇陛下御即位記念御朱印
天皇陛下の御即位を記念して頒布された限定御朱印です。
令和元年5月1日からの頒布開始で、限定数は5,000枚。5月1日から5月31日までの頒布が予定されていましたが、たったの2日で限定数に達してしまったため、5月2日には頒布が終了してしまいました。
香灰紙(聖灰紙:ビブーティ)という特殊な紙に書かれた御朱印で、5月1日の頒布開始日には「4時間待ち」という長蛇の列ができたほどの人気となりました。


管理人は15時ぐらいから並び始め、2時間後の17時には限定御朱印をいただくことができました。
並んでいる間に、既に限定数に達しそうだ…という情報が流れたり、御朱印係の人が並んでいる人の数を何度も把握しに来たりするなど、なんともいえない雰囲気が漂う中で小雨が降る中、みなさん並んでいました。
2時間並んでようやく手にした天皇陛下御即位記念限定御朱印の写真です。

天皇陛下御即位記念御朱印は、紙に書かれたものを頂戴するのですが、御朱印紙自体が特殊なものとなっています。御朱印紙は、聖灰によりできているもので、「ビブーティ」と呼ばれています。詳細は、令和記念の善光寺限定御朱印特集で紹介しています。
諸堂めぐり限定御朱印
山門・経蔵・本堂・忠霊殿・雲上殿の5つのお堂を参拝することでもらうことができる限定御朱印です。
5つの限定御朱印を並べると、善光寺の古地図浮世絵をモチーフにしたオリジナル御朱印紙が姿を現します。それぞれの限定御朱印と5つを並べた写真を紹介します。いただいたのは令和元年5月2日となります。







季節限定御詠歌御朱印
季節限定御朱印の令和バージョンともいえるものです。1年を通して4種類の限定御朱印が頒布されます。
5月2日の時点では、春の紙を用いた限定御朱印をもらいました。

御開帳時の御朱印
普段はいただくことはできない(といっても、印以外は基本的には同じ)のですが、参考までに善光寺御開帳(平成27年度)の際の御朱印を紹介しておきます。御開帳の印が入っています。










御開帳期間中の御朱印はやはり特別なので、高い人気があります。それを想定してか、ご朱印所は本堂前右側または本堂前左側に2か所ありますが、それでも全然回っておらずどちらも混雑していました。(平均待ち時間は1時間程度、長い時は3時間以上となっていました)
特に御開帳初日の4月5日はかなりの混みようでした。私もそうですが、4月5日の日付(初日)を心待ちにしていた参拝者も多いといえます。そもそも、御朱印は一つずつ墨を入れてもらうわけですから、どうしても時間がかかるのは仕方ありません。
御開帳期間限定のしあわせ朱印セットもありました。このセットは予め準備されているものなので、待たずに入手できます。(日付のみをその場でいれてもらうことができます)でも、やっぱり多くの人は自分が持参した朱印帳に墨で入れてもらうことを好むようで、長時間にもかかわらず並んで待っていました。
色紙も既に墨が入れられたものの準備があります。希望すると、日付を裏面に入れてもらえます。いずれの場合にも、散華がついてきます。(散華は、蓮の花びらをかたどった五色のもの。散華を持っていると御利益があると言われています)
機会があれば、御開帳期間中に善光寺を参拝して、特別な御朱印をいただいてください。
御朱印帳
善光寺の御朱印帳
御朱印がブームということもあって、善光寺では御朱印帳にも力を入れているようです。最近(2018年)は特にさまざまな御朱印帳が登場してきています。
善光寺で買い求めることができる一般的な御朱印帳は次の通りです。

1500円から3000円までいくつかの種類があります。
3000円のものは本物の木(木製)でできており、各々が一点ものとなります。

最近では、期間限定の「いろどり御朱印帳」が登場しました。
「いろどり御朱印帳」にはさまざまなカラーバリエーションがあり、価格はどれも1700円です。

ざっと見たところ、ラックには4種類×6段存在ありますので、最低でも24種類の御朱印帳が存在することになります。流石にこれを全て揃えるのはなかなか難しいかもしれません。というのも、価格的には40,800円(1,700円×24種類)ということになるのですが、販売期間が限定されているからです。




半月ごとに4種類が販売されるようで、全て集めるためには最低でも3ヶ月間が必要ということになります。
全てを集めることは現実的ではないでしょうが、参拝の時にちょうど好みのカラーが販売されていれば購入するのは良いかと思います。
大本願限定の御朱印帳
大本願では独自の御朱印帳を販売しているようです。
大本願には御守を販売している場所があるのですが、そこには限定御朱印が置かれています。


大本願オリジナル御朱印は、木製のものが3,000円、通常のものが1,700円となっています。大本願では御朱印に力を入れているようで、境内にも御朱印の案内を充実させているようです。善光寺参拝時に最初に目にするのが大本願ですから、御朱印・御朱印帳に興味がある方は最初に大本願に参拝されても良いと思います。
元来供養・祈願の想いを込めた「写経」をお寺に納めその証となるご宝印を頂くことがはじまりと言われています
現在は各社寺の神仏とご縁を結ばれた証しとしてご参拝の折にいただけます
信州善光寺