とても豪華な色紙です
善光寺の御開帳では、御朱印の一種として色紙が頒布されることがあります。
特に2022年の御開帳で頒布される色紙は、精緻なデザイン、かつ、豪華なものとなっています。
なお、色紙の画は「中日庭儀大法要」です。中日庭儀大法要は、善光寺御開帳において特に重要なイベントとして位置付けられています。
御開帳記念色紙は、御開帳初日となる4月3日にいただいてきましたので紹介します。
実際の御開帳記念色紙
色紙が納められている色紙袋の表面には中日庭儀大法要の説明が書かれています。
令和四年前立本尊御開帳
期間令和四年四月三日~六月二十九日
「中日庭儀大法要」
前立本尊御開帳期間中に本堂前にて営まれる古式ゆかしき法要は、まさに最高の盛り上がりを見せる厳粛かつ華麗な儀式で、前立本尊を讃える最も重要な法要です。
華やかな衣装のお稚児さんを先頭に総勢八百名ほどのお練り行列が、ゆったりと穏やかに本堂前に向かう光景は、まるで王朝絵巻のようです。
目にも鮮やかな朱傘や蓮の花を模った散華が舞うなど、荘厳な極楽浄土を思わせる世界が広がります。
※新型コロナウイルス感染状況により、法要の規模が変わる場合があります。
色紙袋の裏面には行事予定が書かれています。
善光寺前立本尊御開帳
主な行事
行事日程
3月27日(日)回向柱受入式
4月2日(土)前立本尊御遷座式
4月3日(日)開闢大法要
4月23日(土)中日庭儀大法要(浄土宗)
5月7日(土)中日庭儀大法要(天台宗)
6月12日(日)ながの祇園祭屋台巡行
6月29日(水)結願大法要
6月30日(木)前立本尊御還座式
※日程等は、新型コロナウイルス感染状況により変更になる場合があります。ご了承ください。
色紙は厚紙ですが、まるでプラスチックのような頑丈なものとなっています。
大きさはいわゆる色紙サイズとなりますが、イメージが湧きにくいため、通常の御朱印(紙札)を隣に並べてみました。
いただける場所・価格
- 頒布場所:山門北御朱印所(善光寺本堂手前の左側です)
- 頒布期間:2022年4月3日~6月29日
- 頒布価格:2,500円
善光寺の公式サイトには次のように書かれています。
御開帳記念色紙
御開帳を記念した特別な色紙です。(封筒付き)
予定枚数終了次第、頒布終了となります。
予定枚数とあるため、限定数が決められているものと考えられます。ただし、相当な数が準備されているものと考えられますので、すぐになくなってしまうということはないでしょう。
とはいえ、早めに購入するのが安心です。
なお、2022年の御開帳では、回向柱をデザインした「御開帳特別御朱印」も頒布されています。すべての限定御朱印がセットになった御開帳御朱印セットがおすすめです。
善光寺のほか、善光寺大本願・善光寺大勧進・善光寺釈迦堂(世尊院)においても御開帳限定の御朱印を頒布しています。せっかくの機会ですので興味のある御朱印をいただくのはいかがでしょうか。