善光寺おやき(門前おやき)

善光寺に来たらおやきを食べよう



善光寺おやき(門前おやき)は庶民の味

「おやき」と聞いてもピンと来ない人もいるかも知れません。おやきと言えば、信州は長野の名物、いわゆる郷土料理です。たまに雑誌等で「お焼」と紹介されていたりしますが、平仮名表記が一般的です。

おやきは長野県では昔は主食とされていたと言われています。長野県は山に囲まれており、お米がそれほど採れませんでした。そのため、良く採れていた小麦を使用して作られていたのがおやきです。おやきには、自分の好きな具を包んで食べていたことから、現在もおやきの具材(中身)はいろいろなものがあります。

善光寺おやき(門前おやき)の写真

おやきの作り方は簡単で、小麦粉をベースに、水やお湯で練って蒸す。小麦粉にそば粉を混ぜたり、アレンジすることもあり、そばおやきと言うものもあります。具材は好きなものを入れて作ります。

今でも、長野県の多くの家庭ではおやつ代わりに作られたりします。郷土食の一種ですね。

善光寺の門前町では、この長野県を代表するおやきを味わうことができます。たくさんのおやき屋さんがありますので、是非ご賞味ください。

善光寺ではおやきが名物となっています。中に入れる具材も様々で、野沢菜やあんこ、なす、大根が定番です。他にも、かぼちゃやきのこなどいろいろありますので探してみてください。

おやきとは、いわゆる肉まん、あんまんと似た類のものです。善光寺の参道や仲見世通りをおやきを片手に歩いている人はたくさんいます。特に、若い女性にウケているようですね。一時期、長野のおやきが東京でブームになっていたこともありました。

善光寺おやきは是非味わっておきたい一品です。ちなみに、冷凍したおやきをお土産として持ち帰ることもできます。

(追記2016/05)進化するおやき

進化する善光寺おやき

(追記2016/05) 善光寺おやきもどんどん進化しています。

最近の門前町はお土産物店よりもファーストフード的なその場で食べられるものを提供するお店が増えてきました。おやき、ソフト、まんじゅう・・・食べ歩きしている姿が目立つようになりましたので、いろいろと試してみてください。