2012(第9回)長野灯明まつりに行ってきました
今年もやってきました長野灯明まつり!。平成24年は、2月11日~2月19日の間にわたって実施されました。開催期間は例年同様短期間ですが、毎年たくさんの観光客で賑わいます。
今年の長野市は雪が少なく、灯明まつり開催中は非常に安定した天気でした。
ただし、厳冬です。(本当に寒かった・・・)特に灯明まつりが開始されるのは、夜間ですから寒さもどんどん厳しくなってくる時間帯。
あまり長居はできなかったのではないでしょうか?私も2時間が限界でした。(2時間も外にいると、身体の芯から寒くなります)
善光寺付近にあった第9回長野灯明まつりの看板(マップ)です。
今年も例年と同じイベントが開催されていました。
ただし、一つ特別なイベントが!それは、善光寺山門特別拝観です。(写真左上)
善光寺の山門(有名な鳩字の額があるところです)は普段入ることはできません。長い修復期間の後、2008年頃から期間を限定して入ることが可能ないわば特別拝観物です。
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【善光寺山門夜間特別拝観】
拝観日 2/11(土)12(日)、17(金)18(土)19(日)
時 間 午後6時~8時30分
料 金 大人500円・高校生200円・小中学生50円
第9回灯明まつりにあわせ、この冬、初めて重要文化財「善光寺山門」の夜間特別拝観が行われます。楼上からは光に彩られた門前町の夜景を楽しむことができ、山門内部では山門本尊の文殊菩薩像とその四方を守護する四天王像などをご覧いただけます。
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何十回と善光寺に足を運んでいる私ですら、過去に1度しか拝観したことがありません。
そんなイベントなどもあり、第9回の長野灯明まつりも盛大に開催されたのです。
長野灯明まつりはやはり車が混む
灯明まつりに限ったことではありませんが、善光寺周辺で悩みの種が「駐車場」です。電車などで長野駅から善光寺に徒歩で向かうのであれば何ら問題はありません。
また、普段の善光寺参詣も、そこまで混むということがありませんので、付近の駐車場に入れれば問題ありません。そこで、今回は善光寺周辺に増えてきた「コインパーキング」をご紹介します。
善光寺付近のコインパーキング
善光寺付近もいろいろと整備が進んでいて、コインパーキングがかなり増えてきています。
左のマップでいうところの●がコインパーキングですが、探せばまだまだあります。(なお、●の数はコインパーキングの数と一致していません。●の数以上に存在します)
長野灯明まつりは、18時からライトアップが開始されます。ですから、18時以降はコインパーキングが空いているという可能性は低いです。(コインパーキングは非常に人気です)
そのため、17時30分頃までに善光寺周辺に入ることができるのであれば、コインパーキングに車を入れるのが最もオススメです。
善光寺の入り口と国道の交差点には八十二銀行大門支店があります。(上記マップの写真の建物)この建物を目安に、徐行して走っているとコインパーキングを見つけることができると思います。
私は18時ちょうど頃にコインパーキングの周辺に行きましたが、既にいっぱいで入れることができませんでした。今後、灯明まつりに車で出かける人は、少し早めに善光寺周辺に到着して、コインパーキングに入れると良いと思います。
コインパーキングをオススメするのは、料金とかの問題ではなく、善光寺を入り口から入ってライトアップされた光景を順次見ることができるからです。
善光寺の裏手には、大規模な駐車場が用意されており、金額的にそれほど高いということでもありません。しかし、裏手から善光寺に入ることになりますので、いきなり本堂の裏手から灯明まつりを見ることになってしまい、少し残念なのです。
やはり、順序を追って善光寺を見ていくのが良いのではないでしょうか?
長野灯明まつりは入り口から混雑しています。
ライトアップの開始は18時からですが、18時を少し過ぎるとどこからこんなに!というぐらいに人が集まってきます。本当にいつもながら不思議な光景です。
それでは、長野灯明まつりを写真とともに紹介していきます。
今年の灯明まつりは晴天!しかし、寒い。
異常ともいえる寒さの中、善光寺参道入り口へ。
なにやら奥の方が輝いているのが見えます。
(当ページの写真は2012年2月18日撮影)
18日という終了間近に行ったこともあり、なかなかの混雑振りです。
奥のほうにライトアップされているのが、仁王門です。
仁王門です。
たくさんの観光客がカメラを向けているのが分かると思います。
最近はデジカメも安くなり、写真撮影が便利になりました。
仁王門の仁王像です。
さて、こちらは阿像でしょうか?吽像でしょうか?
善光寺の参道入り口には、いつも仁王像が守ってくれているのです。
夜は写真撮影が難しいですね。今回はフラッシュを使わずに撮影してみました。
参道ではいろいろおいしい食べ物があります。
仁王門を抜けると、善光寺参道が長く続きます。
この参道、両脇にズラ~と、お土産物屋さん、飲食店などが軒を連ねているのです。
ここだけでも十分に楽しめる、そんなスポットです。
かなり幻想的な雰囲気の写真が撮れました。
これは、大本願の向かい側にある宿坊です。
ブルーの幻想的なイメージを醸し出しており、たくさんの人が写真を撮影していました。
(当ページの写真は2012年2月18日撮影)
こちらは大本願です。
紫色のライトアップが施され、今年一番の幻想的な雰囲気を演出していたかも知れません。
下右の写真が延命地蔵尊です。
小型の照明によってライトアップされていました。
いわゆる仲見世です。さまざまなお店が所狭しと並んでいて、善光寺の名産品を販売しています。
灯明まつりの期間は、普段はないような出店(飲食など)が営業していました。
奥に見えるのは、釈迦堂(世尊院)です。
釈迦堂もライトが灯っています。
普段は通過してしまう人も多いのですが、さすがにライトアップされていると目立つこともあって、多くの人が手を合わせていました。
さあ、次はいよいよ本堂の写真です。
やはり圧倒的な存在感の善光寺「本堂」
灯明まつりでは善光寺周辺のさまざまな建造物がライトアップされ、周辺を幻想的な雰囲気に導いているのですが、その中でひときわ注目の的が「善光寺本堂」です。
本堂周辺には数え切れないほどの人が集結し、我も我もという感じで写真を撮影しています。
確かに、ライトアップされた善光寺さんをバックに写真を撮影するというのは贅沢でよいですね。
灯明まつりの公式グッズが販売されていました。
ここでしか手に入らないようなものがいろいろありましたよ。
(当ページの写真は2012年2月18日撮影)
上左の写真は山門です。
紫色のライトアップが施され、鳩字の額も含めてかなり幻想的です。
右の写真は山門の鳩字の額。
いよいよ、善光寺の本堂です。
国宝の風格と威厳。さすがという感じですが、やはり一番人気でした。
少し下からのアングルです。
こうやってみると、本当に善光寺の本堂は素晴らしい建物だと思います。
鐘楼です。
奥に見えるのは本堂ですが、2つが重なって幻想的な雰囲気となっています。
来年の長野灯明まつりはあなたも是非いかがでしょうか?
1年に限られた期間だからこそ、とても大切な日になると思います。