大勧進の護摩堂前に建立された「結縁柱」
善光寺の御開帳といえば、本堂前に建立された「回向柱(えこうばしら)」がシンボルとして知られています。
この回向柱は、善光寺本堂以外に善光寺釈迦堂にも建立されるのですが、前回の御開帳から「善光寺大勧進」にも建立されています。
大勧進に建立されるのは「結縁柱」と呼んでおり、大勧進の護摩堂に安置された厄除不動尊と綱によってつながっています。
そのため、善光寺大勧進の結縁柱(回向柱)に触れることで、厄除け不動尊と結縁することができるのです。
大勧進では、2022年善光寺御開帳において限定御朱印を頒布しているのですが、この結縁柱をモチーフにした限定御朱印をいただくことができます。
それが、不動尊結縁柱御朱印です。
御開帳大勧進限定の不動尊結縁柱御朱印
2022年御開帳初日となる4月3日に善光寺大勧進を参拝し、不動尊結縁柱御朱印をいただいてきましたので紹介します。
御朱印の現物
大勧進限定の不動尊結縁柱御朱印は、素材は木(木材)のように見えますが、実際には厚紙となっています。
また、結縁柱をモチーフにしていることから、いわゆる御朱印の上部に「結縁柱」(回向柱)がつながっています。この結縁柱は、折り曲げることができます。
結縁柱の部分には、表面に梵字、裏面にも梵字と令和四年善光寺御開帳と書かれています。
御朱印の料金は600円となっています。
御朱印のスキャン
2022年善光寺大勧進の御開帳限定御朱印一覧
2022年善光寺御開帳では、3つの限定御朱印である「大勧進・越ちひろコラボ御朱印」「不動尊結縁柱御朱印」「牛朱印御開帳限定」のほか、通常御朱印に大勧進限定の御開帳印が押された御朱印が頒布されます。
善光寺大勧進の御朱印所
善光寺大勧進の御朱印は、護摩堂向かって左手に臨時の御朱印所が開設されており、ここでいただくことができます。
窓口が「書き置き専用」と「帳面書き専用」に分かれています。
限定御朱印は書き置きのみとなりますので、書き置き専用の窓口でお願いすることになります。通常の御朱印は帳面書きでも書き置きでもどちらでも対応しています。
2022年善光寺御開帳限定・特別御朱印
善光寺大勧進では特徴的な限定御朱印を頒布していますが、2022年善光寺御開帳では、善光寺・善光寺大本願・善光寺釈迦堂(世尊院)でも限定御朱印をいただくことができます。
それぞれ、工夫された御朱印をいただくことができますので、参拝の記念にいかがでしょうか。