いろいろなところで使える善光寺御開帳記念のピンバッジ
善光寺御開帳への参拝記念・お土産にピンバッジはいかがでしょうか。
長野市のピンバッジメーカー(BIG WAVE)が善光寺御開帳を祈念したピンバッジを製造しています。
早速購入してきましたので紹介します。
長野市内のいくつかの場所で販売・取り扱いがあるようですが、善光寺境内のお土産屋さんで購入することができます。
善光寺山門の手前にはいくつかのお土産店が並んでいます。
そのなかで、六地蔵の向かいにある藤巻商店に善光寺御開帳記念ピンバッジが販売されています。すべてのお土産店で販売されているわけではありませんので注意してください。
パッケージは2種類あり、大きいPCサイズのものと、小さいサイズのものがあります。
自宅で飾るのであればPCサイズが、お土産の場合には小さいサイズのものが良いかもしれません。
価格はいずれのサイズも1つ550円(税込)となっています。
特に限定品ということでもないようですが、在庫がなくなれば販売終了となりますので、早めに入手することをおすすめします。
ピンバッジの現物
パッケージには、「牛に引かれて善光寺詣り」と「仁王門/仁王像」に関することが記述されています。
パッケージに書かれている内容
善光寺御開帳記念ピンバッジの大きさ
善光寺御開帳記念ピンバッジの大きさは、ほぼ500円玉と同じです。
実際に500円玉と隣に置いてみましたが、同じサイズであることが分かります。
ピンバッジの裏には、「善光寺御開帳 令和4年4月3日~6月29日」と書かれています。
牛に引かれて善光寺詣り
むかし、善光寺から十里の村里に欲張りで信心薄いおばあさんが住んでいました。ある日、川で布をされていると、どこからか一頭の牛が現れ、角にその布を引っかけて走っていくではありませんか。あわてたおばあさんは、布を取り戻したい一心で、牛の後を一生懸命追いかけました。
走りに走って、おばあさんはついに長野の善光寺までたどりつきました。
ところが牛の姿を見失い、日もどっぷり落ちて途方にくれ、仕方なく善光寺の本堂で夜をあかすことに。
するとその夜、その夢枕に如来様が立ち、不信心をおさとになったのです。
目覚めたおばあさんは、今までの行いを悔いて善光寺如来に手を合わせました。
その後、信心深くなり、たびたび善光寺に参拝に訪れるようになったおばあさんは、ついに極楽往生を遂げたということです。
一説には、おばあさんが家に戻ってみると牛が引っかけていったはずの白布が観音様の肩にかかっていたともいわれています。それが、現在の小諸市にある布引観音だということです。
仁王門/仁王像
向かって左に「阿形像」、右に「吽形像」を配置した仁王門。
仁王像と、その背後にある三宝荒神。三面大黒天は、高村光雲(高村光太郎の父)米原雲海の作です。
阿吽が一般的な配置と逆なのは、冬至の朝、すべての始まりを象徴する「阿形像」に朝日があたり、終わりを象徴する「吽形像」に夕日があたるようにつくられているからともいわれています。