【2022年】善光寺御開帳公式新聞(其の弐)の内容を紹介!

2022年善光寺御開帳公式新聞其の2



善光寺御開帳公式新聞について

信州善光寺では、2022年に7年に1度の御開帳が行われています。

善光寺御開帳奉賛会と信濃毎日新聞社による「善光寺御開帳公式新聞」では、御開帳に関する役立つ情報が紹介されています。

今回は、その弐(2022年4月15日(金)号)を紹介します。

【2022年4月15日号】善光寺御開帳公式新聞(其の弐)

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善光寺御開帳公式新聞(其の弐)のトピック

第2号となる善光寺御開帳公式新聞には次の内容が紹介されています。

  • 中日庭儀大法要(大本願)
  • 善光寺御開帳2022日本一の門前町大縁日
  • 「善光寺さんと石碑」のおはなし
  • 御開帳時の善光寺へのアクセス

善光寺さんと石碑のおはなしは、なかなか興味深い内容ですのでご紹介します。

善光寺御開帳公式新聞「善光寺さんと石碑のおはなし」
出所:2022年善光寺御開帳公式新聞(其の弐)

「善光寺さんと石碑」のおはなし

境内の至る所に石碑が立つ善光寺。その中から、ぜひ見ておきたいいくつかを紹介します。

プチ1.仏足跡(仏足石)
山門西側にある仏足跡は、お釈迦様の足跡と石に刻んだもの。古代インドでは、仏像が造られる前から「仏様の証」として信仰されたそうです。健足を願う場として親しまれ、長野マラソン(今年は4月17日開催)の出場者が完走を祈る姿も。ランナーでなくても、足腰の健康を願う人は訪れたいスポットです。

プチ2.藤原采女亮碑(ふじわらうねめのすけひ)
藤原采女亮は「理髪業の祖」と言われる鎌倉時代の人で、本堂東側にある碑は1897(明治30)年の建立。2014(平成26)年の神城断層地震で真っ二つに割れて修復された跡に心が痛みますが、大切にしてきた関係者の思いを感じられます。

プチ3.文人たちの碑
本堂東側には、明治時代の文豪・夏目漱石や、大正から昭和にかけて活躍した自由律俳句の俳人種田山頭火ら、文人たちの句碑がずらり。中でも、江戸時代の俳人小林一茶(信濃町出身)が善光寺を詠んだ句は約50句もあり、句碑には「開帳に逢ふや雀も親子連」など、御開帳を詠んだ2句が刻まれています。

そっとたたずむ石碑には、文字だけではなく、建立した人、大切に引き継いできた人たちの思いや歴史も刻まれています。説明看板も読みながら、それぞれが持つストーリーを味わってみてください。

善光寺参拝で石碑にまで目を向けるのは時間的に厳しいかもしれませんが、時間が取れるならば石碑巡りもおすすめです。