令和4年度版は164ページのボリューム
7年に1度だけ開催される善光寺の御開帳は、全国から多くの参拝者が訪れます。前回は平成27年(2015年)に開催されましたが、延べ707万人が参拝したと発表されています。
また、善光寺御開帳に関連したさまざまなイベントなども行われるため、御開帳と一口に言っても見るところや買うものなど、体験できることがたくさんあるのです。そこで、私が知る限りでは今回の御開帳も含めて過去4回の御開帳で公式ガイドブックが販売されています。
レビュー
目次は次のようになっています。
- 第1章 御開帳を知る
- 第2章 善光寺を知る
- 第3章 境内巡り善光寺を歩く
- 第4章 善光寺表参道エリアを歩く
- 第5章 善光寺周辺地域観光ガイド
- 第6章 善光寺如来 同時御開帳
- 第7章 信州から北陸へ 新幹線で広がる旅
善光寺の歴史や御開帳に関すること、見どころ、お土産などの情報が豊富に掲載されています。
今回、善光寺の御開帳を初めて参拝される方は事前の予習や、プラン立てにおすすめであると言えます。
過去に御開帳参拝を行った方はそれほど目あたしい情報はないかも知れませんが、事前に知識を仕入れておくことで楽しみが拡がるのは事実ですので、7年に1度の機会だと思って購入するのも悪くないと思います。
私も過去の御開帳に参加し続けていますが、未だに公式ガイドブックを読むことで新たな発見があり、実際の御開帳時にも楽しむことができています。
過去4回の善光寺御開帳公式ハンドブックを並べてみた
左から、令和4年版、平成27年版、平成21年版、平成15年版となっています。
価格とページ数を比較してみました。
発行日 | 価格 | ボリューム | |
令和4年版 | 令和4年3月1日 | 1,100円(1,000円+税) | 164ページ |
平成27年版 | 平成26年11月28日 | 1,000円+税 | 160ページ |
平成21年版 | 平成29年11月20日 | 952円+税 | 160ページ |
平成15年版 | 平成15年1月15日 | 500円(476円+税) | 148ページ |
平成21年版で全体の内容やサイズが固まった感があり、平成21年版以降は似た内容で構成されています。
令和4年版は新型コロナウイルス感染症に関する記述も見られ、所々で新しく加わった内容もありますが、基本的には前回(平成27年版)の内容を踏襲したものとなっています。