平成27年4月5日より始まる善光寺の御開帳。
前日の4月4日には、前立本尊御遷座式と回向柱開眼法要が行われました。
当日は雨の心配もありましたが、曇り空となりました。
御開帳前日(平成27年4月4日)の善光寺を写真で紹介

御開帳の開催を知らせる高札があります。
「御印文令頂戴者也」と書いてありますが、御開帳期間中は通常は正月の7日~15日までしか授けてもらえない御印文を誰でも授けてもらうことができます。

仁王門に向かう参道には宿坊があります。桜は五分咲きぐらいでしょうか。




三門の手前には、参詣者が列をなしています。
参詣者の見つめる先には大勧進があり、この時、前立本尊が安置された厨子が輿に乗せられて運ばれるところです。




本堂前には、前日の4月3日、回向柱建立式で立てられた高さ10メートルもの回向柱。
そして、警察官や警備員などにより本堂前は厳戒態勢。
これから始まるのが、前立本尊御遷座式です。
前立本尊御遷座式とは?
前立本尊御遷座式とは、白装束に身を包んだ男性たちが担ぐ輿に前立本尊が安置された厨子をのせて、御宝庫から本堂まで運ぶもの。













前立本尊御遷座式後、回向柱開眼法要が行われるまでは時間があります。
その間、参詣者は参道を歩きながら、散策していました。


世尊院釈迦堂の前に建てられた回向柱。
御本尊の釈迦涅槃像と結縁することができます。

この後、本堂前では前立本尊御遷座式に続いて、回向柱開眼法要が行なわれました。
回向柱開眼法要では、大勧進貫主と大本願上人だともに序幕の綱をひき、回向柱を覆っていた白布が取り払われます。
そして、回向柱の前で営まれる法要により、回向柱に阿弥陀如来の魂が宿ると言われています。
平成27年善光寺御開帳特集
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