長野市で初詣と言えば善光寺が定番です
2023年1月1日の長野市内には雪がほとんど残っておらず、気温も高めで最高の初詣日和となりました。
初詣の善光寺の様子と、2023年初詣でいただくことのできる御朱印を紹介します。今年は、善光寺で新春特別御朱印を配布しています。また、善光寺以外の大勧進・大本願・釈迦堂ほか宿坊でも特別な限定御朱印をいただくことができます。
善光寺境内の入口です。
参道にほんの少しだけ雪が残っていますが、天気が良く気温も高めであったため参詣しやすかったこともあり、善光寺は混雑していました。とはいえ、2022年の年末から新型コロナウイルスの感染拡大が見られ、特に長野市では全国的に見ても拡大傾向が顕著であったことから、やや参詣者は少ない印象です。
善光寺でも分散参拝を呼び掛けていましたので、安全・安心して初詣に出かけることができました。
大本願では、さまざまなダルマが販売されていました(正月のだるま市)。
世尊院釈迦堂は参詣者も少ないようでしたが、こちらも善光寺初詣の際には必ず参詣しておきたいスポットです。
善光寺の阿弥陀如来は「来世の御利益」。世尊院釈迦堂の釈迦は「現世の御利益」ですから、近年は釈迦堂への参拝に重要性が増しているような気もします。
大勧進では御朱印待ちの行列ができていました。
善光寺本堂前はお昼ぐらいから規制がされ、警備員によって参詣の誘導がなされていました。こちらの方が安全に初詣を行うことができます。
善光寺本堂前には御朱印受付所とおみくじ処があるのですが、たいへんに混雑していたのは「おみくじ処」です。
新年、おみくじで運だめしという人が本当に多いのですね。おみくじは回転も速いのですが、それでもかなりの待ち時間となっていました。
お守り授け所も混雑していました。
善光寺ではさまざまなお守りを頒布しており、選ぶのが大変かもしれません。
初詣(新春)でいただくことのできる善光寺の御朱印
善光寺境内では、御朱印をいただけるところが複数あります。
「善光寺」はもちろんですが、善光寺を護っている「大勧進」と「大本願」、釈迦涅槃像を安置している「釈迦堂(世尊院)」。ほかにも、善光寺の宿坊(釈迦堂も正確には宿坊です)でも御朱印をいただくことのできるところがあります。
※宿坊はもらえるところともらえないところがあり、また、それは時間帯や参拝日によって異なることがあります。どうしてもいただきたい宿坊がある場合には事前に問い合わせをして参詣するようにしましょう。
2023年1月1日時点で善光寺でいただくことのできる御朱印を紹介します。
善光寺の御朱印
善光寺の御朱印は、本堂手前の左側にある御朱印受付所でいただくことができます。
1月1日時点では「善光寺の御朱印」(300円)のほか、「新春御朱印」(1,000円)、「牛に引かれて善光寺参り特別御朱印」(1,000円)が配布されていました。
この中でも新春御朱印は切り絵で美しく、ぜひともいただきたい御朱印となっています。1月末までの限定配布です。
牛に引かれて善光寺参り特別御朱印はこちらを参考にしてください。
大勧進の御朱印
善光寺大勧進では、初詣(新春)に関する限定御朱印は特に準備されていないようです。
通常いただくことのできる御朱印がラインナップされています。
大本願の御朱印
善光寺大本願では、通常の御朱印のほか、新春限定御朱印をいただくことができます。
新春限定御朱印には2タイプあり、大本願境内お地蔵さま書置き5枚セット(2,500円)が1タイプ。
もう1タイプは、新春限定御朱印の書置き金文字5枚セット(2,300円)です。
通常御朱印は、「善光寺」(300円)のほか、「善光寺本師如来」「御詠歌」「文殊菩薩」「ひとにぎり地蔵」(それぞれ500円)となっています。
釈迦堂(世尊院)の御朱印
世尊院釈迦堂では、通常御朱印と特別御朱印をいただくことができます。
宿坊の新春(特別)御朱印
白蓮坊(びゃくれんぼう)正月御朱印「卯年」
大本願近くにある「白蓮坊」では、正月御朱印「卯年」をいただくことができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
吉祥院(きちじょういん)初詣記念御朱印「弘法大師」
善光寺宿坊の一つである「吉祥院」では、初詣記念御朱印「弘法大師」をいただくことができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
2023年善光寺の初詣まとめ
新型コロナウイルスの影響もあったと考えられますが、1月1日は午前中であれば善光寺界隈の駐車場には空きが見られ、それほど渋滞もしていませんでした(ただし、昼頃には混雑が始まっていましたので、善光寺への初詣は午前中がおすすめです)。
新春御朱印は1月末まで配布されていますので、混雑を避けたいという方は1月中旬の平日ならば余裕をもって初詣に出かけることができます。