日本唯一の卍戒壇がある関善光寺
宝暦3年(1753)、関の庄屋・広瀬家により建立されたのが旧本堂であり、現在の大仏殿にあたる。寛政10年(1798)、信州善光寺の出開帳(御開帳の出張のようなもの)が行われた縁から、約10年をかけて善光寺如来堂(現在の本堂)が建立されました。
信州善光寺に模したといわれる本堂は、大きさは約3分の1ながら、そっくりであり、「ミニ善光寺」とも言われています。
関善光寺の御開帳スケジュール
御開帳開催期間 平成21年4月5日~5月31日
- 4月5日 開闢大法要
- 4月25日 採燈護摩供養
- 4月26日 中日大法要・稚児行列
- 5月31日 結願大法要
関善光寺御開帳の見どころ
1.本堂
本堂は、信州善光寺本堂を模した鐘木造りでつくられています。
サイズこそ3分の1であるが、「ミニ善光寺」と言われるほど信州善光寺のそっくりの本堂があります。
2.大仏殿
約5メートルの阿弥陀如来像が安置されており、その大きさは木造仏としては岐阜県下最大。
脇侍の観音菩薩、勢至菩薩とともに奥州平泉の中尊寺から招来したと伝えられています。
3.卍型お戒壇めぐり
日本唯一といわれる関善光寺の卍型お戒壇めぐり。
珍しい形と、49メートルという長さでとても有名。戒壇内にある鍵に触れるとご利益があるとされています。
参拝料は無料ですが、お戒壇めぐりを行う場合には大人300円、こども100円が必要となります。
関善光寺へのアクセス
<電車の場合>
・長良川鉄道 関駅下車 西へ徒歩5分
<自動車の場合>
・東海北陸自動車道 美濃ICから関市方面へ車で15分
・東海北陸自動車道 関ICから関市内方面へ車で20分
※駐車場完備
史上初!六善光寺同時御開帳
- 六善光寺同時御開帳とは?
- 信州飯田・元善光寺
- 甲斐善光寺
- 祖父江善光寺東海別院
- 関善光寺
- 岐阜善光寺