甲斐(甲府)善光寺の開基は、戦国時代の武田信玄
戦国時代、信州善光寺の周辺である川中島では、武田信玄と上杉謙信による有名な川中島の合戦が繰り広げられていました。
この川中島合戦により善光寺に戦火が移るのを恐れた武田信玄が、甲斐(甲府)に信州善光寺の御本尊から僧侶までをいったん移したのが甲斐善光寺の始まりとされています。これを機に、信州善光寺の御本尊は各地を転々とすることになります。
甲斐善光寺の御開帳スケジュール
開催期間 平成21年4月5日~5月31日
- 4月4日 回向柱立柱式
- 4月5日 開闢大法要
- 5月3日 中日大法要
- 5月31日 結願大法要
甲斐善光寺御開帳の見どころ


御本尊
甲斐善光寺の御本尊は、銅造阿弥陀如来像でかつての信州善光寺の前立本尊です。一光三尊仏の中では在銘最古、かつ例外的に大きな等身像として有名で、この御本尊が開帳されます。
回向柱
この回向柱に触れることで御本尊と結縁を結ぶことが出来ます。
その他
他にも、日本最古の源頼朝像や、金堂中陣にある鳴き龍、信州善光寺よりいったん御本尊を移した時から残る引きずりの鐘(梵鐘)などがあります。
詳細は、こちらにまとめてあります。
甲斐善光寺の拝観時間は午前8時~午後5時となっています。また、金堂および宝物館を見るためには拝観料が必要で、大人500円、小学生250円です。
また、毎日3回の法要を行っており、先祖の供養や厄除けなどの祈願も行っています。

甲斐善光寺へのアクセス
<電車の場合>
・JR中央線 甲府駅北口よりタクシー10分
・JR中央線 酒折駅より徒歩15分
・JR身延線 善光寺駅より徒歩7分
<自動車の場合>
・中央自動車道 一宮御坂ICより20分
・中央自動車道 甲府南ICより25分
・中央自動車道 甲府昭和ICより20分
史上初!六善光寺同時御開帳
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