【2022年】六善光寺同時御開帳!6つの回向柱と御朱印を紹介

2022年六善光寺同時御開帳



六善光寺同時御開帳とは

善光寺と言えば、長野にある信州善光寺が知られていますが、実は全国にはたくさんの善光寺が存在しています。

全国善光寺会の事務局によれば、「平成4年(1992)、信州善光寺がこれらの寺院へのアンケート調査を行ったところ、全国には443の「善光寺仏」があり、「善光寺」を正式な寺名とする寺院は119ヵ寺にものぼることがわかりました。」とされています。

全国善光寺会
全国善光寺会の会員紹介

御本尊を公開する「御開帳」は、全ての善光寺で行われているわけではありませんが、御開帳を行っている善光寺では、それぞれの善光寺が各々に執行時期などを決めています。

一方、近年は、信州善光寺の御開帳に合わせて、各地の善光寺が御開帳を行うようになってきました。

2003年(平成15年)には、信州善光寺の御開帳に足並みを揃える形で、2003年4月6日~5月31日まで、

  • 信州善光寺
  • 飯田元善光寺(長野県飯田市)
  • 甲斐善光寺(山梨県甲府市)
  • 祖父江善光寺東海別院(愛知県稲沢市)

の4つの善光寺が史上初の同時号開帳を行いました。

その後、2009年(平成21年)には、元善光寺・甲斐善光寺・祖父江善光寺東海別院に、関善光寺(岐阜県関市)と岐阜善光寺(岐阜県岐阜市)の2つが加わり、2009年4月5日~5月31日まで史上初の六善光寺同時御開帳が行われました。

次の2015年の御開帳時にも継続されています。

2022年においても、信州善光寺の御開帳に合わせて、2015年に引き続き、ゆかりの深い5か所の善光寺で同時に御開帳が行われます。これを、「六善光寺同時御開帳」と呼んでいます。

2022年六善光寺同時御開帳の善光寺

  • 信州善光寺(長野県長野市)
  • 元善光寺(長野県飯田市)
  • 甲斐善光寺(山梨県甲府市)
  • 祖父江善光寺東海別院(愛知県稲沢市)
  • 関善光寺(岐阜県関市)
  • 岐阜善光寺(岐阜県岐阜市)

全国の善光寺の御開帳

六善光寺は、信州善光寺と特にゆかりの深い善光寺とされていますが、2022年には全国各地の善光寺で御開帳が行われます。

2022年に行われる全国にある善光寺の御開帳リスト
出所:全国善光寺会公式サイト

全国善光寺会によると、2022年に御開帳を行う善光寺は信州善光寺を含め34善光寺とされています。

今後、さらに同時御開帳される善光寺は全国に増えるかもしれません。

六善光寺の回向柱と御朱印

2022年5月の連休に六善光寺をすべて参拝してきました。

それぞれの回向柱と御朱印についてまとめておきます。駐車場などの情報はそれぞれの善光寺のページをご覧ください。

信州善光寺

今から1400年前の皇極天皇3年(644年)に創建され、日本最古と伝わる一光三尊阿弥陀如来を祀るお寺。本堂は国宝に指定されています。

回向柱と本堂

2022年善光寺御開帳時の回向柱
善光寺本堂前の回向柱(2022年)
信州善光寺の御開帳柱に触れる参拝者(2022年御開帳)

信州善光寺の回向柱には次の漢字が書かれています。

なお、上部には梵字で「キャ・カ・ラ・バ・ア」と書かれています。これは、宇宙の構成要素である「空」「風」「火」「水」「地」の意味があり、仏法が宇宙をあまねく照らしていることを表しています。

・奉開龕前立本尊
・光明遍照十方世界念佛衆生摂取不捨
・國家豊寧萬姓快樂佛日増輝含靈普潤
・維時 令和四年四月三日 一山大衆 敬白

回向柱についての詳細はこちらを確認してください。

回向柱は「えこうばしら」と読みます

御朱印

2022年信州善光寺の御開帳では、特別御朱印や限定色紙など御開帳限定の御朱印が頒布されています。

ここでは御朱印セットを紹介します。

2022年善光寺御開帳御朱印セット

信州善光寺の御開帳時の御朱印は関連記事を参照してください。

善光寺御開帳の回向柱御朱印帳

元善光寺

「善光寺だけでは片詣り 一度詣れよ元善光寺」。

善光寺の創建者として知られている本多善光ゆかりの寺が元善光寺です。

回向柱と本堂

2022年元善光寺御開帳時の回向柱

元善光寺の回向柱には次の漢字が書かれています。上部は梵字です。

・奉修本尊如来開扉供養
・光明遍照 十方世界
・念佛衆生 摂取不捨
・維持令和四年壬寅 山主敬白

御朱印

2022年元善光寺御開帳の限定御朱印

2022年の元善光寺御開帳では、回向柱が書かれた限定御朱印のほか、通常御朱印をいただくことができます。

2022年元善光寺御開帳時の回向柱

甲斐善光寺

川中島の戦いで善光寺の焼失をおそれた武田信玄が、御本尊を移したのが甲斐であり、これが甲斐善光寺のはじまりとされています。

回向柱と本堂

2022年甲斐善光寺御開帳時の回向柱

甲斐善光寺の回向柱には、上部に南無阿弥陀佛と書かれ、その下には漢字が書かれています。

・奉修善光寺如来開扉供養之宝塔
・如来十方来人皆
・天下和順 日月清明 国豊民安 兵戈無用
・令和四年四月三日建之

御朱印

2022年甲斐善光寺御開帳時の期間枚数限定金字朱印「善光寺如来」です。

ほかにも、散華をいただくことができます。

2022年甲斐善光寺御開帳時の回向柱

善光寺東海別院

蓮の田が広がる祖父江で、明治時代に1本の茎に二つの花がつく双頭蓮(そうとうれん)が咲きました。滅多に咲かない双頭蓮が2年続いたこと、そして、善光寺の御本尊が戦国時代に移される際に祖父江を立ち寄ったという奇縁から建てられたのが善光寺東海別院です。

回向柱と本堂

2022年祖父江善光寺東海別院の本堂前に建つ回向柱

回向柱の上には梵字が書かれ、下には次の漢字が書かれています。

・奉開龕本尊如来
・光明遍照十方世界念佛衆生摂取不捨
・世界平和萬民豊樂佛日増輝含霊普潤
・令和四年四月 双蓮山 善光寺

御朱印

祖父江善光寺東海別院では2022年に御開帳特別御朱印をいただくことができます。

2022年祖父江善光寺東海別院御開帳時の御開帳特別御朱印

御開帳特別御朱印以外にも、通常御朱印もいただくことができます。

2022年善光寺東海別院御開帳時の回向柱

関善光寺

寛政時代に信州善光寺の出開帳が行われ、多くの参拝者で賑わった縁で、約10年をかけて善光寺如来堂を建立し、本堂としたものが関善光寺です。

回向柱と本堂

2022年関善光寺御開帳時の回向柱

回向柱の上部には梵字が書かれ、下には漢字が書かれています。

・奉開龕善光寺如来
・光明遍照 十方世界 念佛衆生 摂取不捨
・国家豊寧 萬姓快樂 佛日増輝 含霊普潤
・維持 令和四年吉日 山主敬白

御朱印

御開帳記念切り絵朱印

2022年関善光寺御開帳時の御開帳記念切絵朱印

限定御朱印

2022年関善光寺御開帳時の限定御朱印

2022年関善光寺御開帳では、御開帳記念切り絵朱印のほか、限定御朱印、通常御朱印をいただくことができます。

2022年関善光寺御開帳時の回向柱

岐阜善光寺

武田信玄によって甲斐に移された信州善光寺の御本尊は、信玄亡き後、織田信長によって岐阜に迎えられました。これが、岐阜善光寺の始まりとされています。

回向柱と本堂

2022年岐阜善光寺御開帳時の回向柱

回向柱には上部に梵字、下には漢字が書かれています。

・奉開扉本尊善光寺如来
・家内安全 心身堅固 報恩謝徳
・厄難消除 当病平癒 諸願成就
・南無大師 遍照金剛 令和四年四月三日建立

御朱印

2022年岐阜善光寺御開帳時の御開帳特別記念御朱印

御開帳特別記念御朱印のほか、通常御朱印をいただくことができます。

2022年岐阜善光寺御開帳時の回向柱

六善光寺御開帳巡り

六善光寺は、長野県・山梨県・岐阜県・愛知県に存在します。

出所:六善光寺同時御開帳公式サイト

2022年の御開帳は4月3日~6月29日までと、通常よりも1か月多く行われていますので、関東甲信・中部に住んでいる方は六善光寺を制覇するのはそれほど難しくないでしょう。

7年に1度の機会に御開帳巡りはいかがでしょうか。



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