かつて江戸中を魅了した善光寺の出開帳が両国回向院で復活



    



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戦後初!善光寺の出開帳が東京両国の回向院で復活

出開帳とは、普段拝することのできない寺院の本尊などを地方に出張して、一定期間拝むことができるようにすることです。

昔は信州長野善光寺の出開帳も盛んに行なわれていたとのことですが、近年で行なわれたことはありません。善光寺さんの御開帳ですら、現在でも数え年で七年に一度しか行われることはありません。

そんな善光寺の出開帳が江戸で行われることになりました。かつて、江戸時代の安永7年(1778)に行われた両国の回向院の出開帳では、60日で1,603万人の参詣があったとも言われています。

今回は、東日本大震災復幸支縁を目的として開催される善光寺の出開帳、どのくらいの人が参拝に訪れるのか、今から興味深いものがあります。

開催される出開帳のパンフレットを入手しましたので、ご紹介します。

善光寺出開帳両国回向院のパンフレット
パンフレットには、江戸時代に両国回向院にて行われた善光寺出開帳の様子が紹介されています。この図は、「善光寺如来御開帳之図并両国広小路賑」で、本堂前の回向柱と本堂に安置された御仏が善の綱で結ばれ、回向柱に触れる人々が描かれています。

これが、今回も再現されるということですね。

なお、パンフレットには以下のようなことが書いてありますのでご紹介しておきます。

「信州善光寺の江戸出開帳。かつて、江戸中を魅了した一大行事が、期間限定で復活します。

東日本大震災から3年目に入る2013年4月。
信州善光寺の御仏さまが、永い時を経て東京にいらっしゃいます。

日本仏教のはじまりに起源を持つ信州善光寺。
天災などによる数多の無縁仏を弔い続けてきた両国回向院。

かつて江戸の人々は、両国回向院における信州善光寺の出開帳に歓喜し、足繁く通ったといいます。

この機会にぜひ、出開帳という江戸文化を体験し、御仏さまの温かな慈悲の光に触れご結縁いただければと思います。

もう一つのパンフレットをご紹介しましょう。

善光寺出開帳パンフレット別バージョン

こちらのパンフレットは、2つのものが合成されています。
なんだか分かりますか?

善光寺を中心に、左側に東京スカイツリー、右側に国技館です。「善光寺さん東京へ」とありますので、善光寺と東京が融合されたようなイメージのパンフレットなのだといえます。

善光寺出開帳両国回向院の開催情報

日 時 4月27日(土)~5月19日(日) 9時00分~17時00分(最終入場16:30)
会 場 両国回向院
アクセス JR総武線両国駅西口より徒歩3分、地下鉄大江戸線両国駅より徒歩10分
入場料 出開帳参拝料 大人(高校生以上)1000円/小人(小・中学生)500円
※未就学児無料
※別途「お戒壇巡り券」大人500円/小人300円/未就学児は大人の同伴があれば無料
※本出開帳の収益は、全額被災地支援に充てられます。
主 催 善光寺出開帳実行委員会
内容 1.出開帳文化財の公開/法要(会期中全日程・回向院)
・善光寺如来(出開帳仏)との結縁
・陸前高田の被災松による親子地蔵(父地蔵と小地蔵)の参拝
・びんずる尊者像との「復幸しゃもじ」による結縁
・善光寺に伝わる寺宝の拝観

2.回向柱の建立/お戒壇巡り(会期中全日程・回向院)
7年に一度、開催される善光寺御開帳に準じ、被災地陸前高田の木(復興住宅の造成に伴い伐採される木)による回向柱の建立の予定。 善光寺参拝時に体験できる「お戒壇巡り」も回向院に再現。

3.中日 お練り大法要
5月11日(両国駅前)国技館通り 
※自由観覧 善光寺・回向院の僧侶や100名以上の稚児、多くの善男善女が国技館から回向院に向け、お練り行列をつくり、庭儀式法要を開催。

4.奉納行事
・奉納コンサート5月12日(日) 〈出演〉ソプラノ:森 麻季、ピアノ:山岸茂人
・奉納落語   5月13日(月) 〈出演〉林家正蔵、林家はな平
・奉納能楽「翁」5月14日(火) 〈出演〉二十六世観世宗家 観世清和
・奉納歌舞伎  5月19日(日) 〈出演〉市川猿之助、花柳貴彦

5.被災地復幸支縁両国長屋ストリート
JR両国駅西口北側に特設会場を設け、東北や善光寺の位置する信州の物産展として「被災地復幸支縁両国長屋ストリート」を開催。 地域の特産品等の販売を通じて復興支援。

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