なぜ善光寺は全国にあるのか



    



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なぜ善光寺は全国にたくさんあるのか

信州長野の善光寺が日本で一番有名ですが、それ以外にも全国各地に善光寺はあります。その数200以上と言われています。

これは、善光寺信仰を如実に表わすものですが、なぜこれほどまでに善光寺と呼ばれるお寺が多いのかと言うと、鎌倉時代に善光寺聖が全国に善光寺信仰を広めたからなのです。

善光寺聖の「聖」とは、正規の寺院を離れて、諸国を遊歴する僧侶のことを言います。

善光寺聖と言われる半僧半俗の遊行僧が、信州から遠く離れた地域にまで善光寺如来の分身を背負って出かけ、信仰を広げて回った結果なのです。

この善光寺聖は鎌倉時代に最も大きく活躍し、江戸時代になると、信州善光寺から前立本尊が出張する出開帳に変わることになります。(出開帳とは、善光寺の前立本尊を寺外で公開することを言います。善光寺本堂で行うものは、いわゆる現在7年に1回行われている御開帳です)

善光寺聖の活躍で、信州善光寺は全国に広く知れ渡り、各地に善光寺という名称のお寺を残していったと考えられます。現在でも200以上の善光寺が各地に残っていますが、多くの寺の本尊は、善光寺聖が運んだ善光寺如来となっています。


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